どうも。ケンシです。
この所、地震や台風の災害が多く、多数の被害や犠牲者が出ています。
特に最近では台風10号が東北地方を洪水で襲い深刻な被害をもたらしており、被害者の支援や復興が急ピッチで必要な状況ですが、災害により被害にあった場合は、補助金・助成金制度を受けることができ、支給要件に該当すれば誰でも受給することが可能です。
また、支給されたお金を返済する必要もありませんので安心して受け取ることができます。
しかしながら、そのほとんどの制度は自動的に受給できるわけではなく、自分で申請手続きをしなければなりませんが、意外とそれを知らない人が多いというのが現状です。
しかも、制度によっては申請期限のあるものも多く、その期限をたった1日でも過ぎてしまえば、受給することができなくなってしまいますので、制度について正しく理解しておくことが重要です。
そこで、災害にあった時の補助金の額について、私なりに色々調査してみたのですが、結論的から言うとケースバイケースでした。
全壊や半壊などの被害状況によっても違うし、その世帯の家族構成や年収、その町全体での被害状況などで、金額が変わってくるのでズバリ◯◯◯◯円と明言することは難しいです。
また、各市町村によっても色々違いがあるので、発生場所によっても金額が変わることもわかり、最終的には補助金申請前に必ず役所へ問い合わせましょうとのことでした。。。
このような状況を踏まえ、基本的な補助金の金額や過去の災害での事例を含めて書いてみましたので参考にして頂ければ幸いです。
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Contents
災害(台風や地震)による被害の補助金はいくら?
台風や洪水、豪雪、地震などの自然災害により被害を受けた世帯に対して支給される支援金は被災者生活再建支援金と呼ばれ、自立した生活の開始を支援することが目的とされています。
先日の熊本県で発生した地震では住宅に多数の被害が生じた為、被災者生活支援法により、全壊(全焼、全流出)した世帯や住宅が半壊、または敷地等に被害が生じた為、やむなく解体した世帯、大規模半壊世帯が被災者生活再建支援金の受け取り対象となりました。
複数世帯、単数世帯での全壊と半壊で金額が違う
熊本地震の例を挙げてみると
複数世帯が全壊した場合は基礎支援金として100万円が支払われます。
そこに、住宅再建方法が建設や購入となると200万円、補修であれば100万、賃貸であれば50万円が追加で支払われ、基礎支援金と各種再建方法に応じた金額の合計を受け取ることができます。
複数世帯で大規模半壊となると基礎支援金が200万円になり、再建の支援金は同様になります。
単数世帯が全壊した場合は基礎支援金として75万円が支払われます。
複数世帯と同様に、住宅再建についての支援金も受けれますが金額は若干違い、建設や購入となると150万円、補修であれば75万、賃貸であれば37.5万円が追加で支払われ、基礎支援金との合計金額を受け取ることができます。
また、単数世帯での大規模半壊となると基礎支援金は37.5万円で、住宅再建方法が建設、購入の場合は150万円、補修であれば70万円、賃貸であれば37.5万円を基礎支援金との合計金額を受け取ることができます。
これらのデータを踏まえると、被災者生活再建支援金の受給額は約75万円〜300万円であり、平均では200万円程の補助金を受給することができます。
東日本大震災発生時の被災者生活再建支援金も、全壊や半壊、複数世帯、単数世帯での区分による金額はおおよそ同じくらいだったので、これくらいが相場と考えても良さそうです。
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災害(台風や地震)による被害時の補助金手続きに必要な物は?
補助金申請を行うに当たっての必要な物は基本的に以下の物が必要になります。
①被災者生活再建支援金支給申請書
②り災証明書(市町村発行)
③所得を証明する物
④住民票または外国人登録証明書
⑤支出を証明する領収書、契約書の写し等
⑥印鑑
上記の物が揃った上で、最寄りの役所に足を運んで頂ければ補助金の手続きが可能になりますが、自宅が全壊している場合は中々揃えるのは難しいですよね。。。
そんな場合は、その旨役所に届ければ臨機応変に対応して頂けるので心配はありませんが、手続きが早くなる等のメリットはあるので出来るだけ揃えて行った方がスムーズに手続きが進みます。
(因みに①の被災者生活再建支援金支給申請書はネットから印刷できたり、役所でもらうことも可能です。)
まとめ
復興庁によれば、順調に復興が進んでいる地域もあり、明るい情報が入っている一方で、未だに復興の目処が立たず、被害に苦しんでいる方も日本全国で数万人と言われており、数多くの方が不自由な生活を強いられています。
また、冒頭でもお話ししましたが、直近では台風10号の影響で新たな被害も出ていますので、さらなる被害者が出ている状態です。
被害の程度はそれぞれだと思いますが、もし補助金を受けることができれば、被災者の方にはしっかり利用して早く日常に戻れるよう頑張って欲しいです。
被災者の方に何か役立つ情報をと思い、この記事を作成しましたので少しでも参考にして頂ければ幸いです。
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